令和7年度 開邦中学の合格最高点・合格最低点と追加合格者数など

令和7年度(令和6年実施)の沖縄県立開邦中学の合格最高点・合格最低点を書き記します。今年度、受検されるご家庭と受検生のためになれば幸いです。

 

 

※ここでの合格者は1回目の合格者のことで、追加合格者は含みませんので、ご注意ください。
■定員・志願者・倍率
定員 80名
志願者 597(男子301人 女子296人)

倍率 7.46倍

■合格者数
男子 44名

女子 36名

■合格者の適性検査等の最高点
男子 237点

女子 236点

合格最高点の得点率は
91.2%です。
■合格者の適性検査等の最低点
男子 201点

女子 201点

合格最低点の得点率は
77.3%です。
適性検査Ⅰ・Ⅱ各100点と独自問題(算数)60点を含む260点満点です。
令和7年度の入学者からは男女同数の定員が撤廃されましたので、男女での合格最低点に差が出ていません。今後も点数が高い順に合格となるでしょう。
今回は適性検査のみ(200点満点)の合格最高点と合格最低点も開示できました。
■合格者の適性検査の最高点
男子 192点

女子 189点

合格最高点の得点率は
96%です。
■合格者の適性検査の最低点
男子 162点

女子 161点

合格最低点の得点率は
80.5%です。
適性検査はⅠ・Ⅱともに標準的な内容でした。算数分野で時間がかかる問題がありましたが、そこは捨て問です。適性検査のみで160点台に乗せることが1回目の合格の最低条件です。1回目で不合格になった受検生の多くが基本事項を蔑ろにしていたと考えられます。
独自問題の算数の難易度も落ち着きつつあるという印象です。合格者のほとんどが40点台は取れているはずです。解法の指針さえ立てば、計算に時間がかかることもなく正解にたどり着ける問題が多く、奇問はありません。
大問2の計算問題には中学で習う累乗の計算が出てきますが、中学受験生だと必ず解いたことのある問題ですし、問題文に例がありますので、面食らうことはありません。
大問3の一行問題も5年生で学習する内容がほとんどです。
大問4に出てくる「エジプト分数」も、受験用テキストでは「単位分数の和」として6年生の春に学習する内容です。
独自問題の算数で合格点を取るのは、早い段階からの準備が必要です。
■入学辞退者数
男子 25名

女子 26名

残留率を算出すると
男子 43.2%
女子 27.8%
■欠員補充
男子 28名
女子 23名

ここでも欠員の補充のために電話連絡した人数は開示されません。

■最終入学予定者
男子 47名

女子 33名

さらに
調査書を加算された点数を見てみると
■合計点の最高点
男子 290点

女子 289点

■合計点の最低点
男子 254点

女子 255点

毎年のこのことですが、1回目の合格者の調査書はほぼ満点です。

先述したように、令和7年度の1回目の合格者は多くの辞退者が出ました。よって、追加合格者も多くなり、各塾の合格者数を合算すると最終的に190名を超えています。私たちが知りえている合格最低点は、185点(適性検査+独自算数)です。
令和8年度の県立中学適性検査は12月6日(土)です。しっかりと準備して臨みましょう。