思考力を養成しましょう 低学年向けお勧め問題集『算数ラボ』
受験勉強にかぎらず、思考力は小学校低学年から身につけましょう。中学受験の算数と言えば「特殊算」を思い浮かべる方も多いと思います。しかし、その基礎となる思考力・問題を読み解く力は、低学年から養成しておくことが吉です。
今回お勧めする『算数ラボ』シリーズは、一見すると受験算数と無関係な問題集に思えるかもしれません。それもその通り。この『算数ラボ』シリーズは、テキストの問題のようにパターン暗記で解ける問題ではなく、じっくり考えないと解けない問題を集めた問題集です。この「じっくり考えること」の習慣づけが、高学年以降の伸びにつながります。ただの「知育本」として避けてしまうと、痛い目に合いそうです。
例えば、文章問題で2つの数が出てくると、すぐに四則計算をしたり、最小公倍数を出したりするのは悪癖の中の悪癖です。指導する側も、修正するのに大変手を焼きます。高学年で伸びる子ほど、難問に出会ったときに自分で図を描く、当たりをつける、条件を減らす、場合分けをするなどの試行錯誤を行います。『算数ラボ』は、この習慣を作る一助になるでしょう。
https://www.shikouryoku.jp/introduction/sansulabo/
また、県立中学の適性検査は、教科書の内容を基礎にして出題されるのが常です。沖縄県の県立中学適性検査には、『算数ラボ』の8級の問題と類似の問題も出題されました。9級の類似の問題が開邦中学の独自問題にも出題されました。私立中学を含めた入試問題と完全一致こそしないものの、思考力を試される適性検査との親和性は高いと言えそうです。

