月曜日の6年生
リベラ進学塾では、月曜日は6年生に自習室として教室を開放しています。自習に来る6年生それぞれが、自分の課題に取り組んでいます。9月の半ばにはテキストを全範囲を終わらせているため、受験予定校の過去問に取り組む子もいますし、苦手分野克服のために国語の読解問題に取り組む子、算数の自習用問題集に取り組む子、皆さん目的を持って参加しています。
なぜ、この時間を授業ではなく敢えて自習時間にあてているかと言うと、授業のシャワーだけを浴びていても成績は伸びないからです。人の学びは人の消化と同じ。自分で咀嚼して腹に入れてこそ、血となり肉となるのです。自習室として開放する理由は、クラスメイトや講師という他者の存在が自ずと自分を律する効果があるからです。また、環境(ここでは場所)を変えて勉強することも有効だと言われています。このブログを読まれている保護者の方も、自宅より学校・塾・予備校の自習室の方が勉強が捗ったという経験をお持ちではないでしょうか。
学校によっては、過去問の解説がないものもあります。そのときは必要に応じて解説を入れます。問題を解きっぱなしでは、実力はつきませんから。時折、順番待ちが出ることもありますが、午後9時の閉室時間までには、皆が一通り課題を終わらせます。
子どもたちの自学自習を、目が届く範囲で見ることができるのは、少人数制ならではの利点だと考えています。