おすすめ算数パズル


以前の5年生対象の算数公開講座で素因数分解を扱いました。

素因数分解と聞くと、中学で初めて習ったことを思い出す方も多いのではないでしょうか。しかし、中学入試の算数でも必須事項です。素因数分解そのものが問われることは稀ですが、分数や整数問題、さらには約数の個数や約数の総和を求めるにあたっては必要不可欠な知識です。そこで紹介したいのが、『天才ドリル』シリーズの素因数パズルです。

 

「本書の使い方」を抜粋します。

本書の使い方

①ルールを理解しているかどうかは指導なさる方がチェックしてあげてください。

②解き方のコツは、いろいろあります。しかし、そのコツも子どもたち自身が発見することで、何倍もの力になります。保護者の方は、細かく教えるのではなく、自力で答えを発見するまで考えさせてください。補助として、ヒントを与える程度にとどめてください。

③すぐに解けない問題があれば、そこは飛ばしても結構です。何日か、または何か月かしてもう一度挑戦しようという意欲が出たときに解かせてあげてください。

④答え合わせは、なるべく指導なさる方がしてあげてください。答えを見てしまうと、それ以上考えることができなくなるので、答えは切り取って、保護者の方が持っておかれるのもよい方法です。

⑤また、答え合わせは、その場でしてあげてください。フィードバック(自分でやったことについて、評価を受けること)は早ければ早いほど、本人の学習意欲の定着につながります。

⑥子どものやる気が低くなっていると感じたら、無理にさせないでください。やる気が出てくるのを待つか、思い切って別のドリルをさせるのもよいでしょう。

ナンプレのような書き込み型のパズルなので、楽しみながら自然と計算力もついてきます。小学4,5年生にはちょうどいいレベルです。

肩に力を入れ過ぎずに進められることも、このドリルの良い点です。

夏休みに何か一つ受験勉強のきっかけを作りたいと考えている方は、親子で取り組んでみてはいかがでしょうか?