オンライン授業と言うけれど

今週から6年生のクラスはオンライン授業に変更します。

一言でオンライン授業と言っても、学校や塾の採用する方法は多種多様のようです。

Zoomを使うのかGoogle meetを使うのか。配信側の機材はパソコンだけでいいのか、タブレットも必要なのか。カメラはパソコンの内蔵カメラを使うのか別物を用意するのかなどなど。

そして何より気を遣うことが、休憩時間をどれくらい確保するのかでしょう。大人同士のウェブ会議でも長時間になると目や肩に疲れがおしよせます。相手が小中高生であれば、なおさら健康面への配慮が必要だと思います。

特に学校側は子どもたちの休憩時間を十分確保しているように思えます。昭和薬科大附属は1コマの時間を40分に短縮し、休み時間は30分設けています。琉大附属も休み時間を30分と長めに設定されています。

リベラ進学塾では、短時間のオンライン授業を週5日行うことにしました。平日は週4日は17時30分から19時まで、土曜日は13時から14時30分までです。さらに、平日は追加授業を組むことにしました。14時から15時までを希望者のみ授業を行います。6年生にはたっぷりと算数プリントのお土産を持たせました。

オンライン授業は常に「もたつき」がつきものです。同じコマ数の授業でも後れを取ることは免れません。音声がみだれて聞きづらいこともしばしばあるようです。これはシステム上の問題なのでどうすることもできません。ただ、機材の導入や使い手の慣れで解消できることは多々あります。

スイッチャーを使えばボタン一つで画面の切り替えができます。ピクチャーインピクチャーという機能を使えば授業をしながらワイプで顔を出すこともできます。画面の中に話し手の顔が写っているのとそうでないのでは、聞き手の集中力も変わってくるものです。

マイクもカメラも外付けしてみると無駄な音割れは大きく軽減されます。

iPadなどのタブレットにGoodNotes などのアプリをインストールすると配信する方の自由度も格段に上がります。

オンライン授業の難しいところは、周辺機器を揃えても完璧なものはできないのです。

それでもより良いものを提供できるように、進取の精神を忘れずにいきたいです。

休み時間は、ブレイクアウトルームを作ることで子どもたちが交流をもつこともできます。ホスト側のひと工夫ふた工夫でオンライン授業も有機的なものになるはずです。

リベラ進学塾では6年生は毎週火曜日に、5年生は必要に応じて水曜日にオンライン授業を行っています。