令和５年度　開邦中学・球陽中学における合格最高点・合格最低点など

前回noteの記事において、開邦中学の合格最高点・合格最低点・合格平均点を記しました。

下がその記事です。

今回は球陽中学のその値をあげて、考察していきましょう。

はじめに注意点として、県教委は「合格者」という表現は取らず「入学予定者」と表しますが、ここでは「合格者」と示します。また、この「入学予定者」とは、令和５年１月６日までに通知した者のことであり、つまりは欠員の補充の前の数字です。欠員の補充のために電話連絡した者は含まれません。「追加合格者」の最低点は、諸々の事情により開示されませんでした。

まずは

■定員・志願者・倍率

定員　80名

志願者　343名

倍率　4.29倍

■合格者数

男子　43名

女子　37名

■合格者の適性検査等の平均点

男子　151.8点

女子　154.2点

（小数第二位を四捨五入）

■合格者の適性検査等の最高点

男子　175点

女子　177点

■合格者の適性検査等の最低点

男子　138点

女子　139点

■入学辞退者数

男子　13名

女子　13名

ここから残留率を算出します。

男子　69.8％

女子　64.9％

高い数字になっています。

■欠員補充

男子　13名

女子　13名

ここでも欠員の補充のために電話連絡した人数は開示されませんでしたが、各塾の発表をみると約40名が追加の連絡が来ています。

■最終入学予定者

男子　43名

女子　37名

さらに

■合計点の平均点

男子　203.4点

女子　206.6点

■合計点の最高点

男子　225点

女子　231点

■合計点の最低点

男子　192点

女子　193点

学校独自の加算点の内訳はnoteの記事をお読みください。開邦中学と全く同じ内容です。

■適性検査等の合格者最低点の得点率

男子　69%  (138÷200×100)

女子　69.5%(139÷200×100)

適性検査が易化したとは言え、高い得点率です。

開邦中学に関しては、noteと前回のブログと重複するので合格最低点と得点率のみ記しておきます。

こちらを参考にしてください。

開邦中学は学校独自検査として60点分の算数が追加され、260点満点になります。

学校独自検査を考慮しても非常に高い得点率で、少しのミスも許されません。そして、問題が易化すると番狂わせはほとんど起こらないことも留意点です。

さらに学校独自の加点分があります。これに関しては、（一次）合格者においてはほとんど満点近く取ってきていることも分かっています。逆に、学校独自の加点分で足を引っ張らないことが重要だと言えるでしょう。