宿題の頑張りこそ実力がつく

リベラ進学塾では、小学5年生クラスは年度の途中からの入塾が多く、はじめの数ヶ月はなかなか模擬試験でいい点数が取れずに苦労している子どもたちがほとんどでした。ようやく、その途中スタート組も受験勉強開始5、6ヶ月で結果を出し始めました。計算のケアレスミスが少なくなり、既習分野の基礎的な問題は時間内で正解を導けるようになりました。成績が伸び始めて、更なる伸びしろを見込める子どもたちの共通点は、宿題に粘り強く取り組んでいることの一点に尽きます。
私は、算数と理科の宿題は必ず提出させています。その提出された宿題に目を通して、塾での「約束」を守れているかをチェックします。また、どうしても出来ない問題には解説を入れることもありますし、授業前に早めに来てもらって個別対応することもあります。保護者の方から「この問題を教えてください」と一筆書かれることもあります。算数、理科のテキストの解答というのは、行間を読めないと解説を読んでも分からないことが多々あります。場合によっては、解説が書かれていないことも少なくありません。「解答・解説を読めば分かる」というのは、大きな間違いです。それは算数を指導出来ない大人の言い訳です。それが出来れば子どもは苦労していないはずです。その行間を埋めるのが、私たちの仕事ですから、宿題においても同じことをするまでです。宿題チェックは、解説だけでは終わりません。褒めるべき点があれば、おおいに褒めてあげます。ルーズリーフの使い方をアドバイスすることもあります。伸びる子は、そのアドバイスを着実に実行しようとします。子どもが5年生まで作り上げた悪い意味での「自己流」を正すのは、こちらも根気のいることですが、これもまた保護者の方と私たちの協働です。

最後に「約束」とは

1.計算の途中式を書く

2.線分図、面積図を書く

3.図形の問題は必ずルーズリーフに図形を描く

4.丸つけをして、間違えたら解説を読み解き直す

5.分からない問題を放っておかない

当たり前のことです。小学4、5年生でこのことを徹底させなければ、6年生での発展的な内容にはついていけません。

 

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