6月実力テストを終えて

リベラ進学塾では、2ケ月に1回育伸社の実力テストを受験しています。

 

■5年生はあくまで参考記録

5年生は今回が初めての模擬試験受験ということで、緊張気味の様子でした。何事も初めてのことは、勝手が分からないものです。どこに力点を置けばいいのか、どれだけ時間をかけるべきかなど。そして5月から中学受験の勉強をスタートした生徒がほとんどですから、思うように得点できないのが当然です。今回の結果は受験勉強を開始した時点での実力として、参考記録のように捉えていただいて結構です。

5年生は、ようやく今週から週の確認テストが始まりました。目の前のことに全力で取り組める態度を涵養していきたいと思っております。授業でも5年生と約束しました。「2か月後、4か月後は必ずもっといい点数を取れるようになってるから、しっかりとついてくるように。」と。

 

 

■6年生の伸び!

6年生は4月からの更なる伸びを見ることができました。「模擬試験で一喜一憂するな。」と言いたいところですが、6年生は合格可能性の判定値が大きなモチベーション維持になります。何より、この模擬試験に全力で取り組んでいるわけですから、「一喜一憂するな」は無理は話です。いい結果が出れば、そのときは子どもたちも、保護者さまも、私たちもみんな嬉しいものです。特に県内の難関校、昭和薬科大附属中学と開邦中学の合格判定がC判定D判定だったものをA判定やB判定に上げるのは難しく、私たちの指導だけでどうにかなるものではありません。子どもたちの日々の取り組みを評価したいところです。6年生は、約半数が第一志望校をAまたはB判定を取ることができました。2月実力テストから6月実力テストまでで4科目偏差値を5~14ポイント(平均9.3ポイント)伸ばしています。

模擬試験の偏差値は一つの指標です。それは重々承知です。

ただし、なすべきことをなし、結果が伴えば、それまでとは別の風景が見えてくることは確かです。